つづり

このブログは自分のためのメモ帳です。

スティーブとバッキー(MCU) ファンフィクションのメモ2

以下でマーベル・シネマティック・ユニバースの内容に触れている。

前回のメモでも書いたけど、マーベル・シネマティック・ユニバースで見た映画はアントマンドクター・ストレンジブラックパンサーキャプテン・マーベルなので、観ていない映画のほうが多い。それから英語と法律は得意でないので、間違いがあったら知らせてほしい。

 

United States v. Barnes, 617 F. Supp. 2d 143 (D.D.C. 2015) - Chapter 1 - fallingvoices, radialarch - Captain America (Movies) [Archive of Our Own]*1

Words: 20605

Summary: The Associated Press @AP
Winter Soldier set to stand trial for Washington D.C. massacre and treason apne.ws/1og6SWE

(要約:AP通信 @AP
ウィンター・ソルジャー、ワシントンD.C.の虐殺と叛逆の容疑で公判予定 apne.ws/1og6SWE)

 

この二次創作では、バッキーの裁判の行方をツイッター、新聞や雑誌の記事、裁判のテレビ中継*2アベンジャーズの面々のショートメールといった断片をつなぎ合わせて追う形をとっている。

冒頭から順番に、

AP通信ニューヨーク・タイムズツイッターアカウントによって、ウィンターソルジャーの公判が開かれると伝えられる。

ニューズウィークの記事で、弁護人が無罪を主張する予定であり、弁護人の裁判での戦略について解説される。

・裁判のテレビ中継で検察官が冒頭陳述を行う。

・ウィンターソルジャー支持者のツイッターアカウントで裁判を実況する。

といったように通常の小説とは異なる形式で物語が進むので、読者が自分で裁判の行方を追っているような臨場感がある。

果たしてバッキーは弁護人の主張どおり無罪とされるのか、それとも有罪とされるのか、この二次創作はスティーブとバッキーのrelationship(カップリング)がタグで選択されているが、それは作中どのように関与するのか、最後まで読者を掴んで離さないのでぜひ続きを読んで欲しい。

*1:タイトルを日本語にするとしたら、「合衆国対バーンズ裁判 連邦地方裁判所判例集第2シリーズ第617巻143頁(コロンビア特別区連邦地方裁判所2015年)」になるだろうか。(余談だけど、ヨーロッパの法体系とイギリス・アメリカの法体系は仕組みが違って、裁判をするときには、ヨーロッパを参考にした日本では法律がまとめられた六法全書を用いるけど、イギリス・アメリカは六法全書ではなくて、判例をまとめた判例集を用いるらしい。)

*2:アメリカでは裁判の様子をテレビ中継するらしい。