The Magnificent Seven (2016) ファンフィクションのメモ
The Magnificent Seven (2016) ファンフィクションのメモ
私は二次創作をよく読む。原作を読むより先に二次創作を読むことがある。
私はマグニフィセント・セブンをまだ観ていない。二次創作を読んでグッディとビリーの設定がとても興味深いと思った。機会があったら映画を観てみたい。
以下に二次創作の感想を書いた。二次創作には書き手によって少しずつ違うグッディとビリーがいる。人が同じ作品を観て、違う解釈をするところが見られるので、私は二次創作が好きだと思う。
Desert Sand - VillaKulla - The Magnificent Seven (2016) [Archive of Our Own]
Relationshipはグッディとビリー。
グッドナイト・ロビショーとビリー・ロックスの出会いの物語。
作者のノートによると、この二次創作では、映画で言及された出会いと異なる出会いを描いており、後の原作準拠の物語のためにそうしているらしい。
それから、ビリーは上海に関係があると映画で言及されていたけれども、ビリーが上海に関係があるということが作られたことかもしれないということと、イ・ビョンホンが韓国人であるということと、作者が実際に仕事で韓国に住んでいることを理由に、この話でビリーは韓国人(映画の時代設定は1879年らしいので、この当時は朝鮮人と表記した方が正確だろうか)になっている、とのこと。
(私は英語が苦手なので、作者のノートの "and there will be a canon-compliant narrative purpose for that later!" ”but seeing as how that could have been made up” をどう翻訳したらいいのかわからなかった。)
以下は作品の内容を含む。
続きを読みたくなるような展開が好きだ。ワクワクしながら読んだ。
グッディがある街に辿り着き、そこで早撃ちの対決で賭けの対象になっているビリーに出会う。 グッディは賭けのいかさまを知り、ビリーを助ける。グッディとビリーは酒場で歓談し、別れる。真夜中にグッディは奇襲されるが、今度はビリーがグッディを助ける。
ビリーとグッディの鮮やかなアクションが楽しい。
第1章の言葉のやり取りが好きだ。
酒場でビリーは朝鮮語で「さようなら」をどう言うか、グッディに教えている。相手が去り、自分が残るときは "Annyeonghi-kaseyo(안녕히 가세요)" 、相手を残し、自分が去るときは "Annyeonghi-keseyo(안녕히 계세요)" と言う。
グッディはビリーの言葉をちゃんと覚えていて、第1章の最後、グッディとビリーを追いかけてくる敵に向かって、"Annyeonghi-keseyo" と言うのがとても好きだ。