つづり

このブログは自分のためのメモ帳です。

スティーブとバッキー(MCU) ファンフィクションのメモ4

以下でマーベル・シネマティック・ユニバースの内容に触れている。

前回のメモでも書いたけど、マーベル・シネマティック・ユニバースで見た映画はアントマンドクター・ストレンジブラックパンサーキャプテン・マーベルなので、観ていない映画のほうが多い。それから英語は得意でないので、間違いがあったら知らせてほしい。

 

To The End, Against Odds Uncounted

Words: 1377

Summary: Sarah Rogers was three months pregnant when she donned trousers and stood on a cold Manhattan sidewalk with a sign that read Mr. President, Give Women the Vote! while street urchins threw pebbles at her to the encouragement of the police.

Or: Steve is familiar with the concept of rebellion.

(要約:サラ・ロジャーズがズボンをはいて、大統領、女性に参政権を!と書かれたプラカードを持って寒いマンハッタンの歩道に立ったとき、彼女は妊娠三か月だった。

もしくは、スティーブは抵抗という概念をよく知っている。)

サラ・ロジャーズがアイルランドからの移民だということは二次創作でもたまに見かける。

著者のnoteに『スティーブ・ロジャーズはニューヨークで成長し、移民のシングルマザーに育てられた貧乏な画学生だ。けんか腰で気性が荒く無意味な権力を尊敬しない。そのことを探ってみたい』と書かれている。

 

Beautiful Fraud - i_kinda_like_writing - Captain America (Movies) [Archive of Our Own]

Words: 2219

Summary: In 1971 an old film reel is discovered of Steve Rogers that alludes to him having had a lover before meeting his famous partner, Peggy Carter.
In 2011, Steve Rogers goes on television and tells the world the one thing they want to hear: who was holding the camera.

(要約:有名なパートナーであるペギー・カーターに出会う前にスティーブ・ロジャーズに恋人がいたことをほのめかす古いフィルムが1971年に発見される。

2011年にスティーブ・ロジャーズはテレビに出演して、だれがカメラを持っていたのかという、大勢の人が聞きたがってることを公言する。)

古いフィルムは音の入っていない映像で、1930年代のスティーブがカメラの持ち手に向けて”I love you.”と語りかけている。年代からカメラの持ち手はペギー・カーターではないため論争が巻き起こった。2011年になってスティーブが答え合わせをする。このスティーブは他の作品に比べておとなしい。

二つの事実があるときに一つは異性愛がすべてだという思想に合致するから大いに推奨され広められ、もう一つはその思想に反するため隠匿されるということが短い話の中で描かれている。

 

cross this river to the other side - Chapter 1 - defcontwo - Captain America (Movies) [Archive of Our Own]

Words: 14931

Summary:

Here is the truth about Captain America and the Howling Commandos that every World War II historian must come to accept at one point or another: we will never know everything. We won’t even come close.

So much was lost with the untimely death of Captain America. While the man beneath the uniform sunk to the bottom of the North Atlantic, the myth lived on, only to grow bigger and more unwieldy as the years went by. Now, it is near impossible to tell fact from fiction, to separate out truth from propaganda.

In 1943, the Howling Commandos wrote goodbye letters to be given to their loved ones in the event of their deaths.

In 2014, Sharon Carter finds those letters in a tin can in an abandoned HYDRA base.

(要約:

キャプテン・アメリカハウリングコマンドーズについて、第二次世界大戦歴史学者全員がある時期に受け入れなければならない真理はこうだ。すべてを知ることは決してない。近づくことすらできない。

非常に多くのことがキャプテン・アメリカの早すぎる死とともに失われた。制服の下の人間は北大西洋の底に沈み、神話が生き続け、年月が経つにつれてより大きく手に負えなくなった。今では事実と創作を見分け、真実とプロパガンダを区別するのは不可能に近い。

1943年、ハウリングコマンドーズは彼らが死んだ場合に愛する者へ渡す別れの手紙を書いた。

2014年、シャロン・カーターは放棄されたヒドラの基地で缶の中の手紙を見つけた。)

冒頭シャロン・カーターが手紙の入った缶をスティーブの部屋まで持ってくる。本来ならシャロン・カーターにはヒドラの基地で見つけたものはすべてCIAに報告する義務があるがそれを無視する。それからペギー・カーターのことについてスティーブに聞く。この作品に出てくるシャロン・カーターは『お隣さん』のよしみで規則よりも優先することがあると考えているし叔母さんのことを聞きたいと思っている。

(映画を見ていないが、映画のシャロン・カーターは製作者に安易にペギーの代わりにされて、シャロン・カーター自身の人生は説明されることもなく、シリーズの最後でスティーブがペギーのところに戻るからお役御免にされたんだろうか?)

ティーブがシャロンから手紙入りの缶をもらったとき、ちょうどバッキーの裁判が行われる前の時期でもあった。ためらってから缶を開けて手紙を読んだスティーブは手紙を公開することにした。

最後のほうに出てくる近所の店員とスティーブの会話が好きだ。